芸短保育就職・キャリア
働く先輩メッセージ
学生時代の学びは、すべてが保育士としての力に。
できるだけ多くの学びを吸収してほしいと思います。
3歳から担任をしてきた子どもたちが5歳に。
「できた!」瞬間を一緒に喜べるのが嬉しい。(H先生)
園でのお仕事について教えてください
K先生:今は0歳児を担当しています。1日の中で保護者よりも長い時間を過ごし、日々成長していく姿を身近でみられるのが何よりの喜び。「先生が好き」という気持ちを、ストレートに表現してくれる子どもたちに癒されています。
H先生:3歳から担任をしてきた子どもたちが5歳になりました。長く成長を見守ってきて、いろいろな「できた!」瞬間を一緒に喜べるのがうれしいですね。私自身の関わりがその成長に影響を与えるので、保育者としての責任とやりがいの大きさを感じています。
T先生:私の担当は0歳児です。保育士1年目で、しかも0歳児に関わるのは初めてでしたが、子どもたちの小さな変化を見逃さずに関わることを心掛けてきました。毎朝、登園してきた時に笑顔を見せてくれると、今日も頑張ろうという気持ちになります。
U先生:元気いっぱいの2歳児の担任です。子どもたちが甘えてきたり、自分の気持ちを私に伝えてくれるようになって、担任として信頼関係が築けてきたのかな、と嬉しくなります。
芸短での学びは仕事に生かされていますか?
K先生:子どもの安全や健康に気を配るのは保育士の大切な仕事の1つです。子どもの保健に関する授業で、感染症について学んだ知識などが役立っています。実際に保育現場で仕事をするようになってから、専門知識の重要性をより認識しました。
H先生:入学時はピアノに苦手意識がありましたが、芸短では学生のレベルに合わせて指導をしてもらえる上に、ピアノの台数も多くて個人練習ができる環境が整っています。そのおかげでピアノが上達し、園でも音楽で子どもたちを楽しませることができています。
T先生:人前に立って話すのが不得意だった私は、模擬授業や「あんよがじょうず」での経験を繰り返して変われました。「あんよがじょうず」で体操を担当した経験を生かし、園での朝の体操時に、かけ声で子どもたちを盛り上げています。
U先生:在学中の学びで心に残っているのは、子ども一人ひとりに合わせた保育の大切さを学んだこと。その教えは私の中にしっかりと根付いています。
保育の幅をもっと広げ、子どもの主体性を育む
働きかけができる保育士へ成長したい(K先生)
どんな保育士をめざしていますか?
K先生:先輩保育士の仕事をぶりを見ていると、子どもを喜ばせるための引き出しが私にはまだ足りないなと感じます。自身の保育の幅をもっと広げ、遊びや生活の中で子どもの主体性を育む働きかけができる保育士へと成長していきたいです。
H先生:子どもとの関わりにおいて、信頼関係が最も大切だと思っています。表情や話し方、言葉のやり取りなどのさまざまな面で、信頼関係を築くための対応を日頃から心掛けようと思っています。
T先生:いつでも明るく、子どもたちと接したいと思っています。保育士が明るくあれば、子どもたちも楽しい気持ちでいられると感じるからです。
U先生:子どもたちの頑張りに応えたいから、私自身も成長し続けたいと考えています。中途半端な気持ちではできない仕事なので、自分のできる精一杯で取り組みたいです。
後輩たちへメッセージを
K先生:授業や実習、イベントなど、学生時代の学びは、すべてが保育士としての力になります。できるだけ多くの学びを吸収してほしいと思います。保育士は経験を重ねてからも成長できる、やりがいのある仕事です。自分の理想を持って、保育の仕事に取り組んでみてください。
芸短の卒業生たちは明るくて前向き。
学生時代にいろんな経験をし、人と関わってほしいと思います。
芸短の卒業生たちは先生仲間と協力し、明るく前向きに頑張ってくれています。
芸短の卒業生といえば、明るく前向きに仕事に取り組むという印象が真っ先に頭に浮かびます。ほかの先生のサポートも自然とできるのは、芸短で仲間と協力して一緒に頑張ってきた体験からなのでしょう。保育士は人と関わる仕事ですから、学生時代にはいろんな経験をし、人と関わってほしいと思います。その中でたとえ失敗しても、乗り越える力を身につけてください。学生時代のかけがえのない経験が保育士としての力になってくれます。
松原カリーノ保育園
中井 香 総括園長