これまで何度も「あんよ」を経験し
てきている2年生にとっては、ペー
プサートの制作も補修もお手のも
の。迷いのない作業の手の動きが頼
もしい!
芸短保育カリキュラム・学生生活
「あんよがじょうず」ができるまで
保育の世界の魅力が詰まった、芸短保育のオープンキャンパス名物「あんよがじょうず」(通称「あんよ」)。
先輩たちの奮闘の舞台裏を覗いてみましょう!
「あんよがじょうず」って?
「あんよがじょうず」って?
オープンキャンパスで体験できる、芸短保育の学びを生かしたパフォーマンス。
「あんよがじょうず」は、芸短保育で学ぶ先輩たちによるパフォーマンスプログラム。ペープサートや寸劇、歌と踊り、工作、絵本の読み聞かせといった多岐にわたる内容を、オープンキャンパスに訪れる未来の芸短生たちに向けて披露します。コンセプトの企画から、台本、小道具、衣装づくりといった本番に向かう段取りまで、学生たちが毎回工夫と情熱を注いでつくり上げるステージは必見&圧巻! 準備のなかでの試行錯誤や、先輩から受け継がれるノウハウ、そして学年をまたいだ仲間との奮闘は、保育のプロとして一生の宝物になるはず。「あんよ」を見て芸短保育への進学を決めたという学生も少なくありません。
「あんよ」はどうやって
つくっているの?
本番までのメイキングを
お届けします。
とある回の「あんよがじょうず」が
できるまでの様子を少しだけご紹介。
季節ごとに変わるパフォーマンスは、
オープンキャンパスの場でぜひ
実際に見てみてください。
本番およそ1ヶ月前。
有志が集まり、企画がスタート!
「今回は何をしようかな?」。「あんよ」のコンセプトや内容は、季節に合わせて毎回大きく変わります。今回はクリスマスをテーマにプログラムを構成。見ている人に冬のわくわく感が一番伝わる内容は? 有志みんなでの相談を経て演目をいくつかに絞ったら、一人ひとりが希望のパートに分かれ、いよいよ準備が始まります。
「ペープサート」のパートができるまで
色画用紙でつくったキャラクターを長い棒にくくりつけ、躍動感いっぱいにストーリーを演じて会場を盛り上げる「ペープサート」。有志の間でも年間通して希望者が多く集まる、華やかなプログラムです。
今回のペープサートは2年生7名のチームで担当。「今回で最後なので、それぞれが思い入れのあるキャラクターを登場させました」とのことで、いっそう賑やかな舞台になりそうです。
「パネルシアター」のパートができるまで
大きなパネルの上でキャラクターや背景を動かし、さまざまな物語や情景を表現する「パネルシアター」。平面上の限られた手段でいかに豊かでハッとする表現ができるか、細かな部分まで意識の行き届いた技も試されます。今回は2年生3名の少数精鋭チームが、クリスマスならではの演出に挑戦。
「ハンドベル」のパートができるまで
華やかな音色でクリスマスムードを盛り上げる「ハンドベル」。経験者も含めた1年生3名、2年生4名の合計7名が、呼吸を合わせて曲を奏でます。
今回本番で披露するのは「あわてんぼうのサンタクロース」など「クリスマスといえばこれ!」な計4曲。当日は会場を幸せな空気で包んでくれそうです。
いよいよ明日はオープンキャンパス。
みんなで会場準備!
パートごとの準備や練習だけでなく、その間をどうやってつないでいくのかも、各チームのリーダー同士で調整。全体で1つのショーとして「あんよ」のクオリティをぎりぎりまで高めていきます。
そして会場づくりも「あんよ」の演出の大事な一部分。会場となる講義室の壁が、サンタクロースやもみの木など季節のモチーフで華やかに彩られると、学生たちのテンションも本番に向けて次第に高まってくるのがわかります。
みんな楽しんでくれるかな?
ドキドキの本番到来。
いよいよ本番当日を迎えました。1ヶ月ほど前から準備に没頭してきて、ようやくお披露目! 準備期間は「あっという間だった!」とみんなが口を揃えます。現役の高校生が楽しんでくれるかちょっぴり不安もありつつ、でもその何倍もの期待が一人ひとりの背中から伝わってきます。あとは全力を出し切るのみ。
無事に終了。みなさんお疲れさまでした!
大きなアクシデントもなくプログラムは最後まで進み、歓声のなかでの大団円。舞台袖に戻ったメンバーたちからは次第にほっとした表情がこぼれます。2年生たちにとっては「あんよ」への参加は今回がラスト。終えての感想を聞くと「やりきりました!」と満面の笑顔。納得の集大成になったようです。